2007 年
4 月
9 日
2007年3月議会 一般質問(3)
〜誰もが自分らしい生活ができる社会に!〜
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都知事選も終わり、いよいよ22日の市長選・市議選に向けての活動が本格化してきます。私たち生活者ネットでは、選挙にかかわらず4年間、毎週定期的に、国立駅南口駅頭でマイクを手に、議会報告を続けてきました。しかし選挙が近づくにつれ、他の政党や候補予定者が駅頭に立つようになり、縄張り争いまで起きます。議員は選挙のためにいるのでもなく、選挙の前にだけ活動報告すればよいというものではありません。
さて、3月議会の一般質問の質問内容については、既に2回、ご報告させていただきました。特に“福祉・保健・医療”の連携の必要性を訴えました。行政ができること、できないことをはっきり見極め、しっかりとした施策を持って市民に対応することが重要です。一般質問の内容をふまえ、私の考えを述べたいと思います。 福祉先進国といわれる北欧では、「寝たきり老人」に匹敵する訳語がないと、1985年の朝日新聞のコラム欄に当時論説委員だった大熊由紀子さんが書いています。そのころ日本政府は、2000年には、「寝たきり老人」が100万人を超えるという予測をして、行政計画をたてていたそうです。日本では、病院で寝たきりになり、オムツを強いられているような人が、北欧では車いすに乗ったり、歩行器で歩いているということは、事実だったと思います。 実は私は、なんと30年近く前のことになりますが、青少年交流協会(外務省の外郭団体)からデンマークへ派遣され、短期間ではありましたが、首都コペンハーゲンから電車で1時間ほど入った郊外のハムレベックという町で過したことがあります。そのときの印象が強すぎたため、福祉政策を語る時、今でもその頃の場面場面を鮮明に思い出し、力がはいってしまいます。 当時からデンマークは、確かに高齢者に対する施策や施設は立派に整えられ、これはまた驚きでしたが、施設で行き交う高齢者には表情がなく、とても不安に思ったことを私は当時の報告書に書いています。ホームステイ先の二人の息子は既に結婚してアメリカに移住し、障がいをもつ一人娘と50歳代後半の夫婦の家庭でした。ダウン症のダイアナは、毎日普通学校に通い、夏休みにはドイツに修学旅行に行きましたが、それはデンマークでは普通のことでした。 高齢者が多い国、障がいをもつ人に優しい国デンマークは、人口がたったの500万人ということで、日本では必ずしも同じ施策はできないにしても、人間として“誰もが自分らしい生活ができる社会”を目指す点では参考にすべきことが多い国と考えます。労をおしまず、一人ひとりに目を向けた地域福祉をめざします。
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