高齢期をいきいきと 国立市議会議員 あべ美知子
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2007 年 1 月 19 日    
高齢期をいきいきと
〜1月13日 ネット福祉フォーラムより〜
 桜美林大学大学院老年学教授・柴田博先生をお招きし、ご講演のあと、会場からのご質問に答える形での福祉フォーラムを開催しました。
 お越し頂きました多くの皆さまが熱心にメモを取られたり、健康体操を元気にされている姿を見て、高齢期の方々を見習わねばならない、前向きに高齢期の生活を考えなくてはならないと思いました。参加していただきました皆さま、本当に有難うございました。

“認知症にならない生活ってあるの”という副題が、多くの人の関心のあるところですが、柴田先生のお話の中から、ヒントをたくさんいただきました。
 その中から、いくつか紹介しますが、例えば、「寝たきりにならないために体育をしていたら、認知症にならないことがわかったということ」、体育の有効性については認識していても実行しない私は、反省しなくてはなりません。また社会活動をしている人は、頭と体を使っているので認知症にならない、社会貢献することで、生きがいを持った生活ができ、自分の生活や人生に対する満足度を得られるということには共感しました。
 印象に残ったことの中で、本を読むだけでは能動的でだめ、inputしたものを頭の中で再構築し、outputすることが大切、俳句や短歌は頭の中で組み立てて発表するので有効,音楽活動も一種の体育で、“自己表現していく”という面では、体育以上に優れているということがあるということ。しばらく埃をかぶっているピアノをまた弾き始めようか、と考えています。
また自治体などで「生涯学習プログラム」が盛んな時代ですが、一方的に話を聞くのではなく、参加した人が表現することが必要で、総合的に創りあげていくプログラムが有効だそうです。

 欧米では、『健やかに老いる』ことを、サクセスフル・エイジングと呼んでいるそうですが、この願いを叶えるためには、生活習慣病や老人病を予防して寿命を延ばすこと、心身共に健康に過ごし、生活の質(QOL)をあげること、そして高齢者の社会貢献ということが、最近重要視されていることでした。
先生が強調されている“肉食のすすめ”に関心を持ち、肉の種類を聞く質問がありましたが、肉にはそれぞれ特徴があるので、多種類のものを摂るのが望ましいとのこと。日本を世界一の長寿国にした要因の一つは、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の摂取量が1対1であることだと、先生のご見解でした。
 柴田先生は、長い間、東京老人総合研究所で副所長を勤められていましたが、「老研式活動能力指標」を作られています。「低栄養予防の食生活指針14か条」もご講演の中でふれられましたが、その中で“和風・中華・洋風とさまざまな料理を取り入れる“”共食(皆で食事する)の機会を豊富につくる“ことを、心に留め、私も85歳の父とできるだけ一緒に食事をする機会を増やしたいと心に誓ったところです。
(柴田先生の著書の余部が、ネット事務所にあります。ぜひお立寄りください。)



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