子どもをめぐる諸問題と市の対応について@ 国立市議会議員 あべ美知子
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2006 年 12 月 9 日    
子どもをめぐる諸問題と市の対応について@
〜12月議会一般質問より〜
 師走に入ると、世の中が気ぜわしくなってきます。毎年のことながら年末は慌しいのですが、今年は特に来春に統一地方選挙があるためか、朝の駅頭も連日にぎわっています。
恒例の大学通りのクリスマスイルミネーションも12月5日より始まりましたが、私はまた来週から始まる各常任委員会の準備でショッピングなど楽しむ余裕はありません。
 皆さまもお忙しい毎日のことと存じますが、ぜひお時間のある時には、議会の傍聴をお願い致します。

さて、一般質問を、順次行政の答を入れながら報告させていただきます。
 今回はまず、子どもをめぐる社会問題として今一番話題になっている”いじめ”の問題を取り上げました。今議会では、多くの議員がいじめ問題を質問していますが、この機会に地域全体で、子どもたちが抱えている諸問題について考え、注目していくことは、意義のあることと思います。
 国立市において、教育委員会に学校から報告されている「いじめ」のほとんどは、「言葉による脅し」「冷やかし・からかい」「持ち物隠し」によるもので、平成15年度、中学校で2件、16年度は小学校で1件、中学校で7件、平成17年度は中学校10件で、現時点では、すべての「いじめ」が解消されているとのことでした。私はこれを聞いて、文科省へ各自治体の教育委員会からあがってきている「いじめゼロ」という偽りの実態と同じではないかと、とても心配になりました。
 なぜなら今回報告されている「いじめ」は、けんかや意地悪の部類の単発的・短絡的なものが多く、本当に陰湿な、かつ挙げ、暴力、使い走り、嫌がることを強要するといった内容が出てこないことは、そういういじめがないからではなく、子ども自身からは決して教師にも親にも訴えないからだと思います。そのような見えない「いじめ」は潜在するという認識は教育委員会にはあるかと問うたところ、「ある」という答弁を得ました。
 また全国の小学校に於ける校内暴力が2005年度に前年度比38%増と報道されましたが、国立市内小学校でも例外でなく、児童の教師への暴力は2件の報告があったようです。
 いじめ、不登校、校内暴力の実態はどこの自治体でもあるけれど、教育委員会は把握しきれていないことを認識していなければいけない、何とかしなければという危機感を感じて、早めの対策を講じなければいけない、と訴えました。

 次回はその「対策の提案」と、教育委員会の答弁をお伝えします。



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