2006 年
11 月
3 日
バリアフリーのまちづくり
〜飛騨高山市へ福祉保険委員会で視察〜
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10月26日・27日に、行政視察で岐阜県の高山市を訪れました。 飛騨高山というと、古い町並みと伝統的な合掌造りの建物で有名ですが、今回は、この高山市が、バリアフリー施策を進め、観光事業に力を入れているということから視察が決まりました。
高山市は、平成8年から平成17年までに、15回、”障がい者モニター”を実施し、実際に障がいをもつ人たちに交通費を出して来ていただき、指摘や助言を受けながら対策を講じてきたということです。そのときのモニターに、実は国立市からも、障がいを持つ人が参加したと聞き、嬉しくなりました。昨年4月には、バリアを生まないまちづくりをめざした「高山市誰にもやさしいまちづくり条例」を施行して、市と、事業者、市民それぞれが、バリアフリーに取り組む責務を明確にしたとのことです。
さて実際に訪れた私の感想ですが、まずJR高山駅に降り立つと、エレベーターもエスカレーターも無く、足の悪い私にとって、決してバリアフリーのまちの玄関口とは思えずがっかりしました。もちろんこれは、国立駅の経過と同じで、市の意向と、JRの計画が合致していないためのようです。平成24年まで待たねばJR高山駅のバリアは 取り除かれないのでしょうか。 今、本当の「福祉観光都市」を目指し、多くの障がいを持つ人、高齢の人が訪れることを歓迎していただけるのであれば、まずJR駅のバリアフリー化を望みます。 今回、高山市役所のご配慮もあり、車いすをお借りして街中を動いてみました。まずタクシーのいすが障がい者にも乗りやすいように回転するのには驚きました。 まちの中はさすがに段差解消、車いすでも入れるトイレの充実、そして古い町並みの中にある店にも車いすで入れるように、高い敷居をとってあり、市の“ノーマライゼーションの理念を具体化しよう”という、暖かい意向が伝わりました。 観光名所である「飛騨の里」では、電動の車(下の写真)を借りて紅葉の中を散策できました。舗装道を行く15分の車いすコースがあり、五阿弥池の周りある国重要文化財指定の旧家をみて回ることができます。しかし、舗装道を外れると砂利の坂道で、この車ではちょっと怖かったです。また、言語バリアフリーの取り組みとしてホームページに9ヶ国語の情報を載せているとのこと、さまざまな国の外国人観光客を多く見かけたのは、この成果かと思いました。
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