国立駅舎をそのままの形で残したいのか―その2 国立市議会議員 あべ美知子
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2006 年 7 月 10 日    
国立駅舎をそのままの形で残したいのか―その2

 去る6月30日、JR東京工事事務所と東京都の職員が来庁し、議長はじめ会派代表議員との懇談会が開かれました。先のホームページの続きを書きます。各議員の発言をすべて書くスペースもありませんので、私が記憶に残る注目すべき発言を記しますので、ご質問などありましたらお寄せ下さい。

◎佐伯議員(自民党新政会):駅舎保存はJRの責任で、連立工事事業の中でお願いしたい。工程の遅れは3〜5年では大変だが、1年遅れなら余り影響がない。80年の歴史を持つ駅舎ですからJRがお客の声を重く受け止めてもらいたい。
JR―駅舎の保存は国立市の事業と認識している。協力はしていきたい。
◎佐伯議員:なぜ国立市がやらなくてはならないのか理解できない。
◎板谷議員(ネット):存置方式では無理ということで市は曳き家を提案した。それにも関わらず存置でと要望を持っていった方に、JRは希望を持てるような答をしたのか。
JR―商工会の五十嵐会長が存置方式の要望を持ってこられたが、今の時期では存置はないと、はっきり申し上げた。軽井沢方式ならあるかもと言った。
◎重松議員(新しい風):工事のスケジュールが延びた場合、全額原因者負担か。遅延によって生じる負担は1億5000万円と聞くが。軽井沢方式にしたときのJRの負担は?
JR―原因者(国立市)負担である。解体は当社負担であるが、再築は自治体負担である。
◎重松議員:駅舎としての使命は終わったといわれたが、JRにとって別の形で残せないか。多角化する企業として、いい形で残せないかお願いする。
◎中川議員(公明党):7年遅れが8年遅れてなぜいけないのか。全員協議会で再度(JR)意見交換の場をと、議長に要請しておく。

ここでJRが軽井沢方式の説明。駅舎は取り壊したが、町の人の保存運動が実って1999年に再築された話。
◎長内議員(共産党):万一駅舎が壊されたら市民から笑いものになる。ぜひ残してほしい。
◎鈴木議員(公明・副議長):22年最終工期をなぜ先にもってこなかったか。
JR―用地買収が遅れた。1年早く着工できなかったかについては、現実的には無理だった。協力できる範囲で協力はする。駅舎保存は国立市でお願いする。
そして最後に関議長が、解体する前にぜひ根詰めて話し合いをさせてほしい、と、中川議員の全員の議員とJRとの場をという意見を繰り返し、要望して終了しました。

 今、議会の要望に対し、JRが説明に来る形はできないということで、市が要請しているそうです。もしこの会が実現し、前回と同じように、存置方式では工期を遅らせない限り無理とJRがまた繰り返した場合、残された道は何なのか。すべての議員は市民の望むことを認識し、自分の考えに責任を持ってこの場に臨みたいものです。




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