2007 年
11 月
9 日
カテゴリ:活動報告
危機に立つ生徒指導
〜地域の力を生かした子どもの支援〜
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11月3日〜4日に開催された日本教育カウンセリング学会のテーマは、“教育カウンセリングと生徒指導”というテーマでした。教育カウンセリングは、これまで学校教育活動における教育課程としては残念ながらまだ定着していないのが現状です。しかし生徒指導を実際に展開していく上で不可欠な理論的・方法論的基盤として、教育カウンセリングを位置づけることができればという目標を持って、今大会は熱気あふれる発表が続きました。 昨今のニュ−スでは、子ども達がターゲットになった犯罪被害事件、子ども達が引き起こす殺人・傷害・脅迫・暴力行為など深刻な事件が連日のように報道されています。学校現場では、今年からはじまった特別支援教育やキャリア教育など新しいテーマの教育改革に取り組む一方、生徒指導の危機的状況に教師がどう立ち向かうかは深刻な状況です。子どもたちの問題行動の多様化・複雑化・深刻化に対し、ベテラン教師の経験は、もはや通用しなくなっていて、生徒指導を行うには、法的知識など専門的な知識とスキルが必要になってきています。 今回、実行委員会企画シンポジウムの中での、国分康孝会長と、最近子育て支援に関してマスコミにもよく出てきている諸富祥彦明治大学教授、生徒指導がご専門の八並光俊東京理科大学教授の対談で明らかになったことは、“生徒指導“には、”教育カウンセリング“が欠かせないということです。 ではどのようにしたら、教員は教育カウンセリングを学べるか、これは校長の理解なくしてはできない、管理職がGOサインを出さない限り、現場での活用は難しいということで、国分会長は全国校長会で実技指導をすべきと、提唱されています。(教師が教育カウンセリングを学ぶ研修会は、冬休みにもあります。03−3941−8049にお問い合わせ下さい) さて最近の傾向として、「地域の子どもは地域の力で守り育てよう」と、各地域で、居場所作りや子育て支援が、地域の方々の協力で展開されています。国立市でも、子育てを地域で支援する施策のファミリーサポートが好評です。 しかし八並教授は、「地域活動や子育てプロジェクトは高い成果を挙げているが、実はもっとも参加してほしい、あるいは地域の援助を必要とするであろう家庭の保護者や子ども達がこのような機会をほとんど利用していない現実がある。生徒指導や教育行政の観点からすれば、地域で孤立する家庭をどう巻き込んでいくかが課題と痛感している。」と言われます。地域の資源を生かした生徒指導を実現するために、私も議会で具体的な提案をしていきたいと改めて今、考えています。
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