国立駅舎保存活用に赤信号 国立市議会議員 あべ美知子
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2005 年 9 月 24 日     カテゴリ:活動報告
国立駅舎保存活用に赤信号
〜曳き家予算否決される〜
 9月21日の第3回定例会最終本会議において、自由民主党新政会の石塚議員等が提出した一般会計補正予算の修正動議が賛成多数で可決されました。この内容は、駅舎の曳き家に関し、東京都から補助金を受けるための債務負担行為6000万円と、その一部を使う工事事業負担金(設計委託料等)400万円を削除するもので、このことにより、実質曳き家にする工事がストップし、駅舎の保存もかなわなくなる恐れが出てきました。
今回曳き家工事に反対した主な理由について、石塚議員は戻す場所が明確でないことをあげ、提出者に名を連ねたつむぎの会の池田議員は、円形公園への曳き家はどこで決まったのか等と、今まで何度となく「駅周辺特別委員会」で議論されていたことを蒸し返し、駅舎保存そのものにも反対を表明しています。
円形公園への曳き家に反対する上村議員はなぜか提出者にはならず、生活者ネット、新しい風、民主党が出したチラシの中に書いてある解体保存なら4億円という数字に関し疑義を唱え、駅舎保存にはふれませんでした。しかし駅舎を保存活用したいという思いで、市民の方が作った“赤い三角屋根の会”は、国立市が作らせた官製の団体、と繰り返していたことにはあきれてしまいました。市長はこの市民の方々の名誉のためにも訂正せよと言いましたが、訂正はしないと言っています。
さて今までずっと駅舎解体撤去を主張してきたJRが、保存に向け同じ交渉テーブルにつきました。東京都、JRと国立市の三者で確認書を取り交わし、戻す場合の話し合いも約束することになっています。駅舎部分だけの土地700uを購入すると,約5.6億円,駅前の用地2000uを全部買うと,土地代だけで16億円はかかると言われています。今駐車場になっている線路に沿った国立市の清算事業団が持っている土地と交換することが考えられますが、市の財政負担を最小限にとどめる形で、早急に案を提示していかねばなりません。もう自分たちの利権とか、選挙に不利だとか、次元の低い話はやめにしてほしい。
本当に自分たちのまちをどうしたいか、未来の子どもたちのために貴重な駅舎を保存するためには何をしなくてはならないのか、ひとり一人が真剣に考えなくてはならないぎりぎりのところです。



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