2004 年
9 月
17 日
カテゴリ:活動報告
9月議会一般質問から(2)
〜給食用牛乳がビンから紙パックへ変更?!〜
|
前回に続き、市の回答(教育次長)と再質問の概要です。
問:国立市が都との交渉の中でこれだけは譲れないということは何か。 答:ビン牛乳での取り組みである。 問:なぜそんなにビンにこだわるのか。 答:環境型社会をめざす国立市としては、環境問題や食育の視点からリユース(再利用)の方向が望ましいと考える。また教育現場で児童・生徒にリユースの実践を伝えたい。仮りに紙パックになった場合、学校現場で限られた時間内で、リサイクル処理はできない。味覚の点でもビンの方がおいしく味わえる。 問:東京都でこれからもビン牛乳で供給をうけることができるブロックはいくつあるか。 答:6ブロックである。 問:ビン牛乳を製造しているメーカーと国立市が独自で契約する可能性はあるのか。 答:残されていると考えている。 問:現在、農水省から牛乳200cc1本あたり10銭の補助が出ていて,1本あたりの提供価格は38円48銭、東京都全体で年間1億5000万円の補助になるということですが、国立市独自で交渉した場合、補助金は出ないのか。 答:独自の場合は補助金は出ない。農水省からしかでていない。 問:200ccのビン牛乳に補助金がついて、180ccにつかないのはなぜか。 森永乳業が製造ラインを200ccから一般小売のビンの180ccビンに全部切り替えるということから補助金がつかないので必然的に給食用牛乳から撤退せざるを得なかったことからこの問題は始まっている。現在の200ccから180ccになっても、残りの20cc分を他の食材で栄養補給できる時代である。また、残乳量が一人当たり20ccと聞いているので、そのことを考えると180 ccビンで今までどおり森永乳業に提供していただけないか。 答:農水省の補助金は200ccと決められている。しかし、国立市は都に対し、国の基準を180cc以上に変更するよう国に意見をあげていただくよう要望している。森永とは、今後も交渉を続けるつもりであるが、かなり難しい状況である 現時点でビン牛乳を継続するために残された方法は、国立市が東京都の現行配送システムから離れ,都に参入していない他県の業者を探すこと。研究して、今後の方針を考えていきたい。 問:都の意向によりこの2学期から国立市でも給食センターで残乳を回収・処理をすることになったと聞くが下水に流すことにより下水管に支障をきたす恐れはないのか。 答:国立市のセンターでは排水施設が整っているため、残乳も他の水と同様排水処理施設で処理するので心配はない。 問:万一紙パックになった場合、学校側ではリサイクルは難しいということですから、紙パックとストローは、小学校3850食、中学校1650食分の膨大な量の廃棄物となります。紙パックの年間焼却経費を計算していただいたところ,34万6745円、また同様にストローの焼却経費は1万2145円で、合計35万8890円となった。 これに人件費が加わるのでもっと多くなるが、これを行政が負担することになるのか。 答:そのようになる。 以上のやり取りで、問題の発端の農水省の補助金の受け皿となっている学校給食会という団体についても、さらに調べて見る必要がありますし、根はもっと深いところにあると考えます。 また、ビンから紙パックへ変更になるという報告を聞いて、保護者からは、“今こそ環境問題を地球規模で考えていかねば。食の安全についても、現場や保護者、教職員がみんなで考えていこう”という輪が広がっていることに、力を得ています。
|
|
|
活動報告 最新20
|