2004 年
1 月
16 日
カテゴリ:活動報告
今、なぜ「開かれた学校づくり」なのか
〜浦野東洋一(うらのとよかず)氏講演〜
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2003年12月27日 於:一橋大学・職員集会所 主催:多摩「教育」読者の会 今回は、9月議会で新しく国立市の教育委員に選任された浦野東洋一氏の講演の内容をお知らせします。 浦野氏は現在、帝京大学文学部教授ですが、専門分野が教育行政学、教育法制論です。かつて東京大学学部長の時に附属中学・高校の校長を4年間歴任していたこともあり、教育現場のナマの現状をよく知っています。 講演の中で印象に残った部分を抜粋します。 ◎次の3要素はコミュニティーが成立する条件である。 @おらが村、おらが学校という意識と行動 A役割分担の意識と行動 B相互扶助の意識(思いやり、助け合いの精神)と行動 この3要素が適度に在る社会と学校であってこそ、子どもは安定して生活でき、親は安心して子どもを育てることができる。 21世紀の今日にふさわしい方法・形態・内容によるコミュニティーの創造が課題である。 ◎開かれた学校づくりの意味を実感した学校体験談 校長在籍中に「万引き告白事件」がおこり、その処分についていろいろな先生方の見解を聞き、本人・保護者の言い分も聞いた上で、さわやかな退学処分が行われた話。 ◎「開かれた学校づくり」のフィールド・ワークから得られた客観的知見。 まずはじめは子どもの参加、子どもを中心におくことが決定的に重要である。話し合いの場(協議会)を設けるなら二者(教職員と子ども)より三者(保護者が加わる)、三者より四者(住民が加わる)の方がおもしろいし効果的である。 ◎教職員の皆さんへのメッセージという中で 「同僚性の形成に取り組む」・・同僚性とは、教職員がお互いに、気軽に相談し・相談される、教える・教えられる、助ける・助けられる、励まし・励まされる、癒す・癒されることができる職場の人間関係のこと。
これは私が常に追求し、6月議会でも一般質問(右側の「活動報告バックナンバー」・「バックナンバー一覧」のボタンより2003年5月30日、6月18日をご覧下さい)した“教師のサポートグループ”の実践だ!と嬉しくなりました。教師同士が心から信頼し合える関係になれば教師の悩みは解決し、子どもたちに対しても心ある接し方ができるようになることはいうまでもありません。
浦野氏の講演や実践からさまざまなことを学んだ人は多いでしょう。その力を国立市の教育行政の中で存分に発揮していただけることを願っています。
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