できるを伸ばす!特別支援教育の現状と課題 http://abe.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2008 年 8 月 1 日
できるを伸ばす!特別支援教育の現状と課題
〜大西ゆきこ都政フォーラムより〜
 桃、すいか、メロンなど果物がおいしい季節です。皆さまお元気でしょうか。昨今、思春期の子どもたちに加え、大人になりきれていない人の犯罪が報道されるにつけ、“生きる”ことの意味を実感する教育を幼少のころから、していかねばならないことを改めて痛感しています。
 さて7月25日、国立駅前の商協ビル大ホールにおいて、上級教育カウンセラーの池田聡子さんをお招きして「特別支援教育実践の現状と課題」についてお話していただきました。池田さんは現在も中高の現場のスクールカウンセラーでもあり、NPO法人の「相談と教育支援室」の代表もしている張り切り先生です。かつては私も同じカウンセラーとして、国分康孝・久子先生によりエンカウンターの研修を受けた仲間でもある池田さんは、講演が始まるとすぐにエンカウンターの手法で会場の雰囲気を和らげました。軽度発達障がいを理解するためにと、パワーポイントを準備されていましたが、会場には保護者や教師もおられたので、急きょ具体的な対応策などユーモアを交えての話になり皆、引き込まれていきました。
 その中で強調されていたことは、1.軽度発達障がいである子どもを早期発見し、早期療育を受けさせることの重要性   特にその子にあった療育を早期に受けるかどうかで、思春期になった時に差が出てくること
2.専門家の育成が必要   子どもの障がいを理解し、アセスメントができる教師の養成、支援の目的をはっきりさせることの必要性です。
 ところで 国立市では、保健センターでの1歳半時健診、3歳時健診のときに、発達障がいの疑いのある子どもに対しては、保健師のアドバイスと、場合によっては小児科医につなげる体制を整えているとのことです。
 07年4月から始まった特別支援教育では、スマイリースタッフという名の専門性のある支援員の先生を全校に配置していますが、その成果はこれから出てくることを期待しています。
 池田先生の著書の題名にもある“できるをのばす 行動と学習の支援”を、私たちが地域でも協力していけることは何かを、改めて考えた1日でした。

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