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2007 年
5 月
18 日 教育の今日的課題 〜日本教育カウンセリング学会に参加して〜 |
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5月13日、東京聖栄大学(新小岩)に於いて“教育カウンセリングの果たす役割”というテーマで、公開講演とシンポジウムが行われました。前半は、都留文科大学の河村茂雄先生が、「5万人のデータが語る:学校の課題〜学力と心の教育をどう考えるか」という演題で講演をされました。 今政府でも、「教育再生会議」がさまざまな提言をしようとしていますが、私は何より現場の教師や子どもたちが直面している問題を実態をもとにした研究・発表は、現実的で現場ですぐに活用できるものと考えます。河村先生の講演を聴いた多くの教育関係者は、現場に帰って必ず成果をあげることでしょう。 300人以上は入る大講堂は全国から集まった教師たちで満杯でしたが、近くに座ったもの同士がシェアング(意見交換)をした時、私の同じグループに、石川県と沖縄県等の方がいらして、どうしても地方は情報がないし、国や県からの管理教育に縛られる傾向にある、学んだことを地域で活用したいという発言もありました。 後半のシンポジウムでは、学級経営の立場から小学校の教諭、学校経営の立場から校長先生、養護教諭の立場から養護教諭が現状を語って下さいました。その中で、私は特に校長の立場から、杉並区立中瀬中学校の藤川章校長発表の親同士の横のつながりを作ろうとの考えで、プロジェクト「結」=相互扶助のグループを育てようという構想に感動しました。“学校”と“家庭”と“地域”がお互いに助け合う「子育て結(ゆい)」をつくり、環境教育や福祉ボランティアや、地域伝統芸能の保存などの地域の人々と、保護者たちが集い、自らの関心に基づく内容を生徒とともに学び、守っていく活動がすでに始まっていることはすばらしいことです。「結」とは、ご承知のように昔、村落共同体において、生産や生活全般にわたる相互扶助の組織のことを呼んだ名をとったものです。上級教育カウンセラーでもある藤川先生が、かつて熱く語っていたことを、校長になって自らが動いて地域ぐるみで子ども達を育てていく仕組みを作り、実践していること、校長が変われば地域も変わり、子どもたちも変わっていくという現実を見たという思いでした。 | ||
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